コーヒー1杯 できる上司になる
できる上司の条件とはなにか?
仕事ができる
家事もできる
人としても信頼できる
イケメンetc...
できる上司の様なそうじゃない僕も、仕事では中間管理職をしており、この問いに自問自答している毎日です。
明治安田生命保険相互会社が、今春の新入社員向けを対象とした2019年理想の上司ランキングで3連覇を達成したのがウッチャンナンチャンの内村光良さん。また、今年は、圏外からランクインし2位に輝いたのがムロツヨシさん。
理想の上司に代表される彼らは、CMやテレビ番組で見ない日が無く、好感がもてることが特徴です。僕なんかが、偉そうに言うのもなんですが、この好感が持てる事はできる上司の大前提で、しかも彼らは緩急をつけた関わり方ができています。
厳しすぎる訳ではなく、優しすぎない。
この緩急をつけた関わりが出来る事ができる上司の条件ではないでしょうか。これが今回のメインテーマです。
緩急があるとは
意味は、力の入ったところと、抜くところがしっかりしている様とあり、類語に、メリハリがある、ON・OFFがあるとあります。
そもそも、仕事をする事は生活の一部に過ぎません。しかし、それぞれの家庭の事情は違えど、仕事である以上手を抜いて行う事は、無責任になります。
僕が考える仕事でのメリハリとは、決して仕事の中身で手を抜くという事ではなく、仕事の優先順位を付けて上手にこなす事になります。
では、仕事での緩急の付け方にはどの様な方法があるでしょうか?
できる上司はそろってある特徴があると思うのです。
僕が考えるできる上司の特徴とは
1.いつでも声をかけやすく・話しやすい
できる上司はそろって話しやすいし、いつでも声をかけられる雰囲気を出しています。社会人の基本は、報連相とよく言われますが、そもそも話しにくい上司に報連相もなにもありません。できる上司は、気兼ねなく相談に乗ってくれますし、いくら時間に追われていても、わからないところは時間を割いて、丁寧に指導してくれます。オープンな雰囲気がだせる事は、できる上司には不可欠な要素ではないでしょうか。
2.時間の使い方が上手い(特に朝)
僕は、新人の頃、定時で帰る上司より、仕事を遅くまで残って頑張っている上司に好感がもてました。どこか一生懸命というか、とにかく周りより頑張っている印象があった気がします。でも、この頑張っている雰囲気=忙しい事や残業をする事ではありません。新人の頃は、残業も多少はいいでしょうが、上司となると、家の事や地域の事など仕事以外でも忙しくなる年齢です。そのためできる上司は時間の使い方が上手です。特に朝の使い方が上手いのが特徴ではないでしょうか。朝15分早く出勤するだけで、その日の予定を立てやすく効率よく仕事をすすめる事が出来ます。この働き方改革の時代、上司が残業を頑張り過ぎていると、後輩など部下は定時で帰りにくい雰囲気になってしまいますし、残業が続いてしまう事は経営面でもよろしくありません。一日の始めりは朝です。少し早めに出社しましょう。
3.気配りができる
できる上司は、気配りができる事も特徴です。自分の仕事をこなす一方周りの仕事にも気を配りながら適度に声掛けが出来ます。また、周りに分担した仕事も、人任せにせず、最終的に自分で目を通してから仕事を片付ける癖がついています。
彼らは、仕事がひと段落ついた時に、さりげなくコーヒーや甘い物など差し入れができます。この飴と鞭の使い方も上手な上司はとても好感がもてます。
まとめ
簡単ではありますが、出来る上司の条件を僕なりにまとめてみました。上司という立場で、部下や後輩と仕事を進める場合、これら条件の少しでも意識する事で効率よく仕事をすすめる事が出来るのではないでしょうか。はじめは、朝10分でも早く出勤して1日の仕事を整理するなどできる事からはじめてみましょう。上司というと、飲みの席で後輩の分も出してあげたいところですが、僕はお小遣い制でなかなか金銭的にも厳しい場合が多いです。そんな僕でもできる事は、仕事を効率よく進める事や、緩急をつけて仕事がひと段落ついた時などには、コーヒー1杯や甘いお菓子を差し入れする事くらいです。これら気配りも後輩などからしたら嬉しいと思いますし、些細な事の積み重ねが信頼関係に繋がると思います。