自分なりに ほどほどに

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仕事と育児の両立 時々遊びも 男性目線で書いています

夫婦円満 脱 イエスマン

夫婦の形は様々です。

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主張し合える夫婦、会話の多い夫婦、片方が我慢する夫婦、喧嘩が絶えない夫婦、友達みたいな夫婦

どんな夫婦でも、2人がこの関係がいいと思える距離感ならばいいでしょう。夫婦は比べるものではないですし、子供が出来たり、長く付き合っていく中で関係性は変わっていくものですしね。

 

 極端ではありますが、夫婦は「喧嘩するほど仲がいい」と良く言います。しかし、「喧嘩しない方が仲がいい」とする意見もあるのも事実です。皆さんはどちらが仲がいいと思いますか?

様々なブログで紹介されている事をまとめると、多少喧嘩する位の関係がいい派が多い様な気がします。

冒頭でも言いましたが、夫婦の数だけ夫婦円満の考え方はあります。

でも、僕はどんな夫婦円満にも断言できる事は、ちゃんと「NO」と言える関係性を築いている事が前提であるという事です。

僕は、片一方が常に相手に合せ、言い争いが起こらない様にしている関係では夫婦円満にはならないと考えています。

その裏付けとして、多くのブログで、ニュージーランドオークランド大学が夫婦を使って、妻の発する言葉に対して、「夫はすべてYesで答える」という生活が続くとどうなるのか?という実験を紹介しています。結果、実験当初は旦那さんの満足度指数が10段階中の7ポイントだったものが、3ポイントまで下落しました。対する妻の満足度は当初8ポイントでしたが、最終日では8.5ポイントと0.5ポイント上昇はしましたが、微々たる上昇だったとの事です。つまり、「イエスマン」は多少妻の満足は挙がりましたが、旦那さんの犠牲の上に成り立っており、尚且つ、長い目でみても効果も割に合わないと言える結果だったことになります。また、これら習慣が定着すると、最悪な事に、自分の意見がない人とレッテルを貼られてしまう可能性もあります。

今回のテーマは脱イエスマン

 では、ここから脱イエスマンになる方法を僕なりにまとめてみます。

イエスマンの特性は大きく分けて3つあります。1つ目は、単純に楽だからという理由です。2つ目は妻(もしくは旦那)の方が情報量が多く、正しい答えが導き出せると双方が認識しているという理由です。そして、3つ目が合わせる事=優しさと思っている場合です。

1つ目の楽だからという理由は、言い換えると面倒になるからが当てはまります。「喧嘩になると面倒だから」や「言ったことで自分がやらないといけなくなるのが面倒」など様々な面倒が伴う場合がこれになります。

2つ目は片方が情報量に分があり、双方が一方の意見が正しいと認識している場合です。これはそもそも意見が偏ってしまい、妻(もしくは旦那)の意見に賛同する事になってしまっています。

3つ目は妻(もしくは旦那)が賛同する事=優しさと、思い込んでいるパターンです。これが更にNOと言えない関係になっていきやすいパターンです。

経験から言える事は、NO=悪い事やイエス=優しさと双方が思い込んでいる事になります。本来、夫婦はそれぞれの価値観がある為、違いを認める事が健全と言えます。ですが、一度上記の関係になるとなかなかNOが言えません。

 

夫婦円満のポイントはこのNO=悪い事という構図から自由になる事。

具体的なポイントは

①一呼吸置いて、行動を意味づけする

②余裕を持った時間設定

③認める事

だと思っています。

 

例えば、妻から買い物をお願いされたとします。

①一呼吸置いて、行動の意味付け

イエスマンは(妻に)言われたから買い物に行くとなりがちです。これでは受け身な考えです。行動には必ず、自分の意志が伴っています。それを意味付けすると「妻を助けたい事」や「好きな妻が困っているからほっとけない」という意思になると思うんです。

イエスマンは条件反射的に、答えてしまう事が多いため、一呼吸考えて行動を意味付けする癖をつけると主体的に行動できる様になっていきます。

 

②余裕を持った時間設定

NOと言えない人は、時間的な構造化をするといいと思います。例えば、「15分だけ待ってもらえれば買い物行ける」とか、「◯時までなら協力出来る」などあくまで主体が自分になるように時間的な条件設定をしましょう。時間はみんな共通している物差しなので理解され易く、時間の条件付けは、言われた方も嫌な思いが少なく、どの程度時間がかかるか目安になるので説得力が増します。但し、時間には余裕を持った設定が必要です。イエスマンは何とか間に合う位の時間設定をしやすいので、間違いなく出来る時間で考える様にしましょう。

③認める事

これが一番大切な事です。お互いの考えの違いを認める事を率先してやりましょう。相手を変える事は難しいですが、自分ならば意識次第で変える事が出来ます。育児の大変さや仕事の愚痴などなんでもいいので、日ごろの交流を充実してみましょう。イエスマンの傾向として、関心不足があります。情報量が少ないといい答えや考えが出てこないです。仕事で忙しい場合でも、今日1日変わった事がなかったか、妻の体調など何でも関心を示す事は出来ます。

妻に関心が薄いと感じたらこれ

ctorusholly.hatenablog.com

まとめ

現在イエスマンになっている方が、意識する事など僕なりにまとめてみました。 実は、僕もイエスと答える事が優しさと勘違いしていた時期がありました。喧嘩も多く、ある時妻に「自分の考えを持ってほしい」「仕事の様に主体的になってほしい」と言われ、妻の顔色うかがって生活していた事を自覚しました。

ある程度生活上の配慮は必要ですが、いい人にならなくて全然大丈夫です。違う人間ですから。脱イエスマンへの第一歩は、自分を知る事だと思います。

自分の事を大切にしましょうね。

では、僕でした。

今日も夜な夜な皿を洗う。